私たち期間工の業種はいわゆる製造業にあたるんですが、そういう製造業の人向けに「Tech note」っていう情報サイトがあります。
私もつい最近知ったんですが、基本的には期間工とは違って手に職系の技術が必要な仕事のことについて書いてあるようなので読んでもいまいちピンと来なかったんですけど、日野の社員へのインタビュー記事があって、良いことが書いてあるなと思ったので紹介しようと思います。
技術指導をしている人へのインタビュー
日野で板金や溶接を指導している人の記事でした。
試験用部品にかかわる仕事なので、私たち期間工は正直馴染みの無い現場の話にはなるんですけど、インタビューを受けてる人が教育を担当してることが多い人で、読んでて「ああ、確かに」と思うところが結構ありました。
自分なりに頑張ることは大事
若手技術者は、言われたとおりに仕事を進めるだけでは成長できません。仕事を任されるようになったら、自分の気持ちやアイデアを製品に入れ込むなどの挑戦を自主的に行ってほしいですね。
期間工の仕事は決められたことを決められた時間内にやることなので、言われたとおりに仕事をするのは間違いなく大事なんですが、ボルト一つ締めるのにしても最初は時間がかかってたのが、ちょっと力の入れ方を変えるだけでスムーズになったり、初回の更新をしたぐらいの頃に何度か感動した思い出があります。
先輩の人の動きを真似るとかも、自分なりの挑戦になると思いますし、期間工も自分なりに頑張ることが大事なんじゃないかなと思いますね。
指導の仕方にも色々ある
新人教育で意識していることは、できなくていいと伝えることです。打ち出し板金は、最初はできないのが当たり前です。
期間工の仕事は1日も速く出来るようにならないといけないですが、作業はともかく時間通りにやるのは最初は凄い大変です。
ここで指導する人によって、結構差が出ると思うんですけど、間に合わないと怒る人もいますし、上の話のように最初は出来なくても仕方ないよって言ってくれる人もいますね。
どっちが正しいかは私には分からないですけど、個人的には最初は出来なくても仕方ないって言ってもらえた方が仕事には馴染みやすいと思います。
私が配属された時の先輩は教え方が優しく丁寧な人だったので、とても助かりました。
ただ、甘えてばかりだとなかなか仕事を覚えられないので、結局は自分のためにならないんですよね・・・
なので、丁寧さはもちろんですが、多少厳しく言うのも大事なのかな。
自分も後輩に教える事があるから考える
期間工という立場ではありますが、ある程度経験もすると後輩に教えることも出てきます。
正直、私は説明がうまいわけじゃないので、いつもどうしたら良いか悩みますけど、上のようなどんなスタンスで話すかも大事ですよね。
私はビビリですし、後輩が入ってきても年上が多いので、とてもじゃないですが怒ったりなんて出来ませんが(笑)
ただ、やっぱり丁寧に教えてもらえた方が自分自身としては嬉しいので、機会があれば頑張りたいです!